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水選びは硬度がポイント

日本人はほとんど軟水で育っています。
それは日本では軟水しかないために当たり前のことでもありました。
しかしミネラルウォーターを買うようになってから、外国の水などが売られるようになり、硬水を飲む機会がおおいに増えました。
昔、ミネラルウォーターが売り出されたばかりのころに喉が渇いたのでコンビニに寄った人が売ってある水というものに興味を覚えて買ってみたのだそうです。
どんなに美味しいのだろうと期待して飲んだ瞬間に、吐いた衝撃は今でも忘れられないと書いてありました。

その水は硬度の高い硬水だったのです。
水は硬度が高いほどにカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムが豊富に含まれていてその分味があります。
しかし日本人は水は無味無臭の透明で、カルキなどの味がしないのが美味しい水と考えていたのですから、味があっただけでも驚きだったでしょう。
さらに外国にいくと生水にあたって寝込んでしまったという日本人に現地の水を飲むことがよく注意されていましたが、実は多くは硬水にお腹が付いていかずに寝込んだのではないかと言われています。
硬水は便秘を解消すると言われるほどにお腹に対して効果をもっています。

慣れていない人が飲むとお腹を壊してしまうのです。
今では硬度を確認しながら硬水を買うことは当たり前です。
飲む物もそうですが、料理の水としても使い分けられています。
その環境の料理が水を作ったといってもいいのか、日本食は軟水、フランス料理やイタリア料理などは硬水で作るのが美味しいのです。

ちなみに赤ちゃんのミルクは軟水が好ましいです。
硬水ですとミルクだけで栄養を摂っているお腹の弱い赤ちゃんには刺激が強すぎます。
そんなにお腹に負担がかかって美味しくないのならば硬水を選ばなくてもと考える人もいるようですが、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムの栄養素が摂れるうえに、ダイエット効果もあると言われています。
料理や目的のための水選びです。

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