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美肌の町で見た!温泉水の効果

日本三大美人の湯といえば和歌山県の「龍神温泉」、島根県の「湯の川温泉」、群馬県の「川中温泉」とされています。
温泉水の種類は「龍神温泉」が無色透明でナトリウム炭酸水素塩泉で日本一であり、効能は胃腸病、不妊症、神経病、外傷に効きます。
「湯の川温泉」がナトリウム、カルシウム、硫酸塩、塩化物質の泉質で、効能は神経痛、冷え性、疲労回復、慢性婦人病、慢性皮膚病となっています。
「川中温泉」がカルシウムと硫酸塩温泉で、効能は皮膚病、神経痛、リューマチ、高血圧、冷え性、やけど、切り傷だそうです。

特に肌に特化したような効果がないのですが何故三大美人の湯に選ばれているのでしょう。
「龍神温泉」は肌についた水分量が湯から出した後にどう変化したか比較したところ、皮膚の水分を示す数値は温泉が4・2と蒸留水(1・54)の約3倍で、水分が蒸発した程度を示す数値も温泉が2・59と蒸留水(2・95)より低く、保湿効果が高いことが判明したそうです。
「湯の川温泉」は源泉温度が49度なので、沸かさず冷まさずちょうど良い温度になるお湯で、ツルツルの肌触りでしっとりと包み込まれるような感じの湯です。

勿論湯上りの肌の乾燥はなく、しっとりすべすべしており、やさしいお湯という感じです。
「川中温泉」は源泉温度が約35℃と温めで長時間入浴することができることから、真綿の包まれるようなやわらかな感触のする温泉とされています。

結果としてこの三温泉が「日本三大美人の湯」なのかについては様々な説があるようですが、1920年に鉄道院が編纂した日本最初の公式な「温泉案内」に「色を白くする」という効能の項目で、この三温泉があげられているから、とする説が有力だとされています。
勿論、温泉はそれぞれの地で様々な効果をもっていますし、何よりも心の身体もリラックスしてゆったりとできます。
なによりも天然に沸いているお湯に浸かれることから肌にいいのは間違いないでしょう。

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